2016年〆
今年も残すところあと僅かとなりました。
今年2016年は私的な意味では現状維持、世情的には激動であったと振り返ります。
在住するこの国の視点でいうと、数回のテロとクーデター未遂事件などもあり、暗い事件ばかりが思い出されます。
生まれて初めて「命」の危険を感じたクーデター未遂事件は今思い起こしても暗い気持ちになります。
長い歴史を思うと、こういう激動を乗り越えて国や人は生きてきて、ある意味いまという時代はまだ平穏なのかもしれません。
人類の目指す方向、明るい未来であることを祈ります。
それでも巷は新しい年に期待し明るさを失わない、それは本当に健気であるなーと感じます。
私的な面では現状維持ではありましたけど、良いことも悪いことも含め何もなかった一年ではありませんでした。
凹んでも前向きになれるのは、自分が若くはないけどまだ年寄ではない、ということだと思います。
年末年始は長年付き合いのある友人を訪ねます。
彼女は今年一念発起、生活を一変させ遠い街で新生活を始めました。
都会の喧騒を離れ、穏やかな環境を求め小さな海辺の町に移住。
彼女が求めたものは心の平穏だったということで、つかの間ですが私も彼女の元でその平穏をお裾分けしていただきたいな、と。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
来年も、よろしくお願い申し上げます。
efendi