初秋に思う
猫にとっては良い季節、でしょうね。
陽だまりは猫だまり、です。
この時期、旬のヘーゼルナッツをよく頂きます。
(この国が世界の8割の生産を誇る)
職場で殻割りグッズがあるはずもなく、文房具を利用したら「ホチキスが可愛そう」とかいう声もあり。笑
力加減で粉砕してしまう割合9。
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週末の公園がベビーラッシュだったと知らず。
まさに世代交代とはこのことか、と実感。
1年前は膝の上でトン・チン・カン3匹をあやしていたなー。遠
旅行の後、帰宅して早々友人からメッセージ。
お父様が急死されたと。。。
この国で一番死亡率の高い病名、それは心筋梗塞。
友人の父とは一月ほど前にあったばかりで、年齢は57歳。
持病もなく、元気に自転車で暴走する若々しい方でしたので、この訃報には本当に驚いてしまいました。
※発作の際の応急処置は遅くはなかったようですが、若い方の蘇生は難しいとか。
連休明けの業務後、翌日は欠勤願を出して1泊で弔問のため友人を訪ねる。(新幹線2時間半のE市)
お亡くなりになってから8日目、親類縁者も全員が帰宅して静まり返ったタイミングであり、若い友人には何ともかける言葉が見つからず傍に寄り添うのみでありましたが。
この国で、初めて身近な人の死を経験したのは2002年。
(実際には2000年にクラスメートのルーマニア人の友人が心筋梗塞でジョギング中に亡くなったと訃報を受けたのが最初)
これもまた友人の若い父上だったんですが、その時はイスラムという国の葬儀、考え方に軽いカルチャーショックを受けてしまい数日間はぼんやりすることが多かったと記憶します。
イスラムは土葬です。
日本やアメリカのような火葬は宗教上もっとも忌み嫌われ、あくまで土と水で浄化という感覚。
自分にとって朽ちていく人間の身体、しかも身近な人間のそれを思うと妙に切ない気分になってしまうんです。(今なお、ですが)
仏教徒の修行のひとつに、朽ちていく人間の身体を凝視し続ける、という苦行があると聞いたことがあります。
今では戦地やテロの現場、被災地など日常の場が既に修行の地となり得ることもありがちですが、死生観というものは自分にとって深く、なかなか解けない謎のようなものであり続けるかもしれません。
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心の疲労と身体の疲労、今は軽く鼻かぜ気味です。
(花だけ見つめて生きていきたいってのが今のキモチ)
週末は体調回復のための引きこもり。
こういう季節は焼き菓子や煮炊きがしたくなるんだなー。
外のクッキー生地と砂糖のカリッと感、そして中のふわっと感は完璧でありました。
これまた余談で・・・More
ついにこの土曜、バルコニーに窓が取り付けられましたー。涙
これで上階住民のゴミに悩まされず、秋のしっとりとした庭先を眺めてバルコニーでお茶もできる。
防犯上もこれで安心して過ごせるようになりました。
(って泥棒は窓とかバルコニーからじゃなく、玄関ドアから入ってくることも多いお国柄ですが)
間違いなく近日中には上階の洗濯物が覆いかぶさる窓、です。
今の時点で外側の窓拭きは止めておきます。笑