保存の季節

三寒四温の第一陣でしょうか、今週は気温20度を越える日が続き
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フライングな開花もちらほら。
ただ油断しちゃいけません、確実に再び冷え込みます。
こういう時期の小春日和をこの国では「嘘つきな春」と呼んだりもします。

この季節、どこの魚屋の店頭も賑やかな品ぞろえなんですが特にここの国民に愛されるのがこれ
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カタクチイワシ

黒海に面した国です、特に多く捕れるので時期によっては1kg100円以下というタダ同然もあり得ます。
(主に流通の必要ない漁場ですが)
たとえ遠方まで運ばれてきたものだとしても、安いときは200円程度ですから。
この時期は貧乏人も魚だけは腹一杯食える、というちょっと嬉しい季節でしょうよ。
漁師のモチベーションが下がるだろ、と思いきやそうでもない様子。

区や行政がイワシ・フェス、なる企画を国内各所で催し
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朝から狼煙が上がってるかと思うと
大量に揚げる、もしくは焼かれたイワシを市民に無料奉仕するという企画。
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タダに弱いという国民性、加えて黒海地方出身者ってのがちゃきちゃきした性格で、イワシ=ふるさとの味ってことで大いに賑わう。
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この子の将来に幸あれ、と祈るばかり。
(黒海地方の人間ってのは冗談のようで結構これが日常に近い。病気だったらDNAレベルで深刻)

主な料理はフライ。(トウモロコシの粉を塗すのが特徴)
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こういう並べ方ってのが実に芸術の域です。
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こういうツミレのようなものはぜひ汁物としてお願いしたい、でも残念ながら揚げ物。



ここまではネットからの参照画像でありますが、この先は我が家のもの。
毎年この時期に行う
恒例保存食作り、やはり自身もイワシの時期に触発され気味ですが一月ほど前に安く新鮮なイワシを購入しておりました。
手で開いて骨を取り除き、タッパーに並べ岩塩を塗す。
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※今回はちょっと拘りがあって岩塩使用。
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一月後はこんな感じ。(また捨てちゃったよ、ナンプラー)

余分な塩を洗い流し
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軽く水気を飛ばしたらオリーブオイルに漬け込みます。
2年物のアンチョビが数十匹残ってますが、今年のものは例年より少な目に漬け込みます。
いつものようにオイルに漬ける前のものを刻んで大根おろしと一緒に
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これがもう、絶品です。
(ご飯3杯くらいイケる)

この日は自家製塩シャケもあり。
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※ノルウェー産のシャケってのは油が多くて胸焼けするので、こうやって大根おろしと一緒に頂くのがよろし。

魚屋の少ないエリアに引っ越しましたけど、またこうやってぼちぼち活動開始です。
でもなんだろう、やっぱりまだ新居に馴染んでないなーと感じてしまいますが、台所の使い勝手は新居の方が断然宜しいのでこれからいろいろと試してみたい一品ってのを模索中、です。







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by efendi | 2016-02-18 22:00 | | Trackback | Comments(6)
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Commented by soleil at 2016-02-19 15:06 x
オイルに漬ける前の,大根おろしの・・・
実に美味しそうです!!
驚きのお値段も羨ましいです ^^
日本はイワシも何気に高くなってきていています ;
商店街の魚屋さんでお刺身用のを見かけるとefendiさんの
塩漬けの洗うところをお酢で洗って数分おいて・・・
しめサバみたいな『しめイワシ』にしてワサビ醤油で
いただきます ^^
あら何か,食べたくなりました ^^;
Commented by efendi at 2016-02-19 15:45
> soleilさん
アンチョビ以外の調理法として、生で食したい場合はリンゴ酢でマリネしたものも試したことがあります。ワサビ醤油も合いそうですね、ぜひ試してみたいと思います。
こちらで出回っているイワシは本当に小ぶりで、刺身には全然向かないものです。
それにイワシって臭みもあって身が柔らか過ぎ、、、なので濃い味付けで野菜と小麦粉で混ぜてお好み風にしても美味しいです。
ちなみにこの国の黒海地方ではトウモロコシの粉1:小麦粉1の割合でイワシと玉ねぎなどの具材を混ぜておかずパンみたいなものも存在します。
Commented by soleil at 2016-02-19 17:05 x
度々すみません ^^;
そのお好み風とおかずパンみたいなのも,凄く気になります!
確かにお魚臭さでイワシはキライという人結構いますよね;
イワシ・・・2枚目の画像のサイズだと,唐揚げにしてから,黒酢であまり甘くない南蛮漬けとかも合いそうです!
あ!!黒いニンジン売っているのを初めて見て,即買いました ^^
甘みが強いので,キャロットラペにしました♪
Commented by makikoai2005 at 2016-02-20 23:54
わ~!ハムシィですね!
これははらわたをきれいにするのに手間がかかっただろうなあ・・・。
前のおうちに長く住まわれていたので、新しいおうちになかなか慣れずにいらっしゃるご様子。わかります。
うちも、1年半前に今のところに引っ越しましたが、最初はなんとなく違和感が。それでも今ではすっかりhome sweet homeです。数か月後にまた引越しがあるのですが、今からちょっと寂しいぐらい。
Commented by efendi at 2016-02-21 20:01
> makikoai2005さん
そうなんですよ、まだ愛情が湧かない。。。きっと注文した家具が入手出来ていないとか、部屋のものが定位置に収まっていないとかいう理由からだと分析してます。難
それでも台所の使い勝手は以前の住居よりもよく、オーブンを使った調理が好きなだけできるというのだけが救いです。
なのでなるべく自炊に力を注いで家を愛そう、と地味な努力してますね。笑 さすがに恒例とは言えこの小さな魚の下処理には毎度うんざりさせられてますけど。

また夏のお引っ越しですか?ということは我々が最後に会ってから1年半ってことですね、当時は忙しいとこご足労頂きましたね、嬉しかったですよー。
Commented by efendi at 2016-02-21 20:09
> soleilさん
イワシってやっぱり臭いがダメですよね、生臭い。
なので割と混ぜて煮込んだり焼いたり、というのがこちらの国では多いです。
(もちろん生食の習慣はないので仕方ないんですけど)
小麦粉とトウモロコシ粉を同じ割合で入れてタマネギとイワシと、お好みで材料入れてBPとオイル少量入れたら普通に焼き上がります。(味付けは塩のみで可)
つみれの揚げ物、これも野菜沢山入れてますので美味しいです、からっからに揚げて南蛮漬けはイケそうですね。あくまで和風な味に飢えてますのでぜひ試したいアイディアです。