夏休み旅行最終~ダルヤン
後半の2泊3日はダルヤンへ。
最後にこの地を訪れたのは5年前、今回で3度目の訪問となります。
最初の訪問時に仲良くなったペンションのオーナー夫妻がおり、事前に電話連絡しておりました。
バスに揺られること4時間、エゲ地方の緑多き山道を移動。 残念ながら、オーナー夫妻はペンションを売ってしまったらしく、現在は親戚の経営するホテルを共同経営してました。
先回、満室だったので一泊だけ厄介になったことがあるこのホテル。
改装してあり小奇麗で、とても居心地が良かったです。
ホテルというよりはコテージ風で、敷地が川の真横に位置しており絶景が楽しめます。
この町はこじんまりとしていて娯楽にはほど遠く、イギリス人などのヨーロピアンが多いことでも有名です。
(大半は爺婆です)
短期滞在なので丸一日、無駄にしないように朝からビーチへ。
Iztuzuビーチといって、国の天然記念物に指定されているウミガメの産卵場所として有名。
公共の移動手段としてボートが利用されていて、港には沢山のボートが停泊中。 満員になったら出発、みなさん海水浴へ行くためにボートに乗り込みます。 所要時間は40分程、見渡す限り山と芦原が続きます。 懐かしいぞ、この閑散とした感じは他所ではなかなか見られません。
合計5キロに及ぶ長いビーチは見晴らしも素晴らしく。 不覚にも、ビーチで寝入ってしまう。zzz
帰りのボートに乗り込み、先回も飽きがきたなぁ、思いながらボートに揺られる。
15時開始というパッケージツアーのカウノス遺跡観光に参加したくて港にある販売デスクに行くも「お客さんが集まらないと催行されないけど、ギリギリまで待つ?」と聞かれ待つこと10分。
運よく、カンヌから来たというご夫婦が加わりツアー催行。
早速ボートへ乗り込み出発。 ビーチから戻ったばかりでまたボート、、、ちょっと飽きがきておりましたが仕方なし。
ガイドもなし、プリティ船頭はちょっと足腰の悪そうな爺。 仕方なし、ご夫婦との会話の仲介を行うが、「この遺跡はいつ頃が起源なんですか?」との質問に、腕時計を見ながら「う~ん、そうだねぇ」と唸る船頭にこの手の質問はしないと心に決めた次第。 テケテケテケ・・・・とボートは爺のような速度で進む。。。zzz
プリティが唯一反応を示したのがこの壁墓。
参考までに:
トルコ南西部、小アジアにあった古代都市。現在のダルヤンの近郊、ダルヤン川西岸に位置する。紀元前9世紀頃にカリア人が建設。ヘレニズム、古代ローマ時代を通じて海上交易の拠点として栄えた。紀元前4世紀頃に岩山を掘って造られた王墓のほか、古代ローマの神殿や劇場の遺跡がある。
まずは桟橋で降ろされ、自由行動。 このような妙ちくりんな花が至る所にありマダム小首を傾げる。 まずは劇場へ。 浴場は大きく割と他よりは残骸っぽくなかったかも。 しょぼいですがモザイクもあり。 ここで何が一番良かったかというと、眺め、でしょう。 3人が3人ともサンダルで挑んだわけで、ちょっと疲れてしまい石ころだけの遺跡を後にする。 ※基本的に興味ない、ってことになるんですが。笑
観光後に調べたこの遺跡に纏わる由来はこちら;太陽神アポロンにビュブリス(Byblis)という名の孫娘がいました。ビュブリスには、カウノスという兄がおり、彼女は、この実の兄に恋をしてしまいます。許されない恋とは知りながらも思いはつのり、思い悩むうちに、感情が理性を凌駕してしまいます。自分のゆがんだ思いを正当化するため、彼女は、神々の行状をあげつらね、自分も同じ事をしてよいのかも、と思い込んでしまいます。そして、自分の気持ちを兄であるカウノスに打ち明ける手立てとして、手紙をしたためます。
カウノスは、妹の手紙を読み、妹の思いを始めて知ります。彼は、最後まで手紙を読まず、投げ捨て、激しくきっぱりと拒絶しますが、ビュブリスは一度始めたことをすぐに引っ込めてはならないと、しつこく兄に迫ります。妹をあきらめさせることができないと判断したカウノスは、国を離れ、小アジア南西部の地にたどり着き、そこで町を建設することとなりました。
ビュブリスは、国を出た兄の跡を追いますが、途中で疲れ果て倒れてしまいます。そして、あまりにも涙を流したため、その場所で彼女は泉に変身します。
帰り道、画像で風景をご覧あれ;
プリティに帰り際、石榴の実を2個「持ってけ」と言って手渡される。
なんとも人の良い爺さんでした。
この町は本当に小さいので足でどこまでも散策できます、初日はローカルの多い大衆食堂にて夕飯。 普通の家庭料理を数品と茶して700円程度。
犬と猫にたかられる。
観光は一日のみ、後はオーナー嫁と毎晩お茶しながら雑談に花が咲きました。
時間があれば温泉や泥風呂も再訪したかったんですけどね。
帰宅の日の朝食は川辺にて。
こういう自然の多い観光地、娯楽の多い夏の乱れた観光地に比べると天国です。
秋のダルヤン、また訪れたいなと思います。
最後にこの地を訪れたのは5年前、今回で3度目の訪問となります。
最初の訪問時に仲良くなったペンションのオーナー夫妻がおり、事前に電話連絡しておりました。
バスに揺られること4時間、エゲ地方の緑多き山道を移動。
先回、満室だったので一泊だけ厄介になったことがあるこのホテル。
改装してあり小奇麗で、とても居心地が良かったです。
ホテルというよりはコテージ風で、敷地が川の真横に位置しており絶景が楽しめます。
(大半は爺婆です)
短期滞在なので丸一日、無駄にしないように朝からビーチへ。
Iztuzuビーチといって、国の天然記念物に指定されているウミガメの産卵場所として有名。
公共の移動手段としてボートが利用されていて、港には沢山のボートが停泊中。
合計5キロに及ぶ長いビーチは見晴らしも素晴らしく。
帰りのボートに乗り込み、先回も飽きがきたなぁ、思いながらボートに揺られる。
15時開始というパッケージツアーのカウノス遺跡観光に参加したくて港にある販売デスクに行くも「お客さんが集まらないと催行されないけど、ギリギリまで待つ?」と聞かれ待つこと10分。
運よく、カンヌから来たというご夫婦が加わりツアー催行。
早速ボートへ乗り込み出発。
ガイドもなし、プリティ船頭はちょっと足腰の悪そうな爺。
参考までに:
トルコ南西部、小アジアにあった古代都市。現在のダルヤンの近郊、ダルヤン川西岸に位置する。紀元前9世紀頃にカリア人が建設。ヘレニズム、古代ローマ時代を通じて海上交易の拠点として栄えた。紀元前4世紀頃に岩山を掘って造られた王墓のほか、古代ローマの神殿や劇場の遺跡がある。
まずは桟橋で降ろされ、自由行動。
観光後に調べたこの遺跡に纏わる由来はこちら;太陽神アポロンにビュブリス(Byblis)という名の孫娘がいました。ビュブリスには、カウノスという兄がおり、彼女は、この実の兄に恋をしてしまいます。許されない恋とは知りながらも思いはつのり、思い悩むうちに、感情が理性を凌駕してしまいます。自分のゆがんだ思いを正当化するため、彼女は、神々の行状をあげつらね、自分も同じ事をしてよいのかも、と思い込んでしまいます。そして、自分の気持ちを兄であるカウノスに打ち明ける手立てとして、手紙をしたためます。
カウノスは、妹の手紙を読み、妹の思いを始めて知ります。彼は、最後まで手紙を読まず、投げ捨て、激しくきっぱりと拒絶しますが、ビュブリスは一度始めたことをすぐに引っ込めてはならないと、しつこく兄に迫ります。妹をあきらめさせることができないと判断したカウノスは、国を離れ、小アジア南西部の地にたどり着き、そこで町を建設することとなりました。
ビュブリスは、国を出た兄の跡を追いますが、途中で疲れ果て倒れてしまいます。そして、あまりにも涙を流したため、その場所で彼女は泉に変身します。
帰り道、画像で風景をご覧あれ;
プリティに帰り際、石榴の実を2個「持ってけ」と言って手渡される。
なんとも人の良い爺さんでした。
この町は本当に小さいので足でどこまでも散策できます、初日はローカルの多い大衆食堂にて夕飯。
犬と猫にたかられる。
観光は一日のみ、後はオーナー嫁と毎晩お茶しながら雑談に花が咲きました。
時間があれば温泉や泥風呂も再訪したかったんですけどね。
帰宅の日の朝食は川辺にて。
こういう自然の多い観光地、娯楽の多い夏の乱れた観光地に比べると天国です。
秋のダルヤン、また訪れたいなと思います。
by efendi
| 2012-10-07 21:44
| 旅行