鳥篭

小鳥のことが忘れられずに3週間が過ぎ去り、ある天気の良い土曜の正午。
もともと行きたいと思っていたのは中古屋、アンティークショップでありました。
何か味のある一品でもないものか、と退屈しのぎ企画ではあったものの頭の中にある小鳥とどう直結したか、探し物は「とりかご」ということになってしまいました。
ただ、市販の真四角な鳥篭じゃありません。
昔ながらの趣のあるもの、日本だと昭和初期あたりを髣髴とさせる木製のものとかですね。
こういう感じが日本風ですね。
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夏目漱石の小説にも鳥が登場するんです(永日小品)、なんとなく勝手に想像していた木製のカゴというものが脳裏にありまして。
果たして、この国でそういったアンティークがあるのだろうか、と。

アジア側の買い物通りにある古物屋仲通りへ。
一軒一軒回ってみることにしました。
この店の店主は親切にいろいろ話を聞いてくれましたが、鳥かごはない、と。
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ミシンとか大道具もかなり多く。
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どこの店にも多いのは陶器の花瓶やグラスの類ですか。
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隣の店の店主もとても親切に話を聞いてくれ、今は無いけど調べてくれると言ってくれました。
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シャンデリアなどこの国のアンティークに多いキレイな物がありました。
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アンティーク、というよりは古道具屋という店も何件かみましたが、すごい量のガラクタに驚愕。
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可愛い真鍮のトレイがあり、5TLくらいならと思って聞いたら店主が15TLと言い張るので舌打ちしてみる。
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これなんて、小学生の粘土遊びじゃないの?と(笑)売り物とは信じたくない一品なり。
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リキュールグラスもなども多いんですが個数が足りなかったり、傷ものだったり、と。
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店主の話によるとグルジアやアルメニア、はたまた中央アジア方面から仕入れるものも多いとか。

最後の店が割りと高級そうなアンティークショップ、SAH GALERI
ここは日本のガイドブックにも載ってたりするそうで、昨年オープンとはいえ品数も多く店も広く。
店主に鳥かごはないですか?と聞いたら意外なことに「あるあるある」と(笑
出てきたのがコレ。
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オスマン朝時代の品物とかなんとか。
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シンプルなものを求めていただけに、大きさも形もちょっと意外でありました。
(デカイのね、高さだけでも80cmはあったかと)
こういうのが好み、という人は絶対にいると思うんですが私の夢見た小鳥が馴染むかどうかは謎す。
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しかもさ、気になったのはオイルペイントされててガビガビになってるってことですか。
店主は何度もこういう風に色を塗り直されて今日に至る、とか。
こういうところがこの国の国民にありがちなセンスの無さってやつですけど。

で、肝心のお値段は?
店主 「これはね、2千ドル以下じゃ売れないよ、お嬢さん」
撃沈です。欲しくないけどね、別に。
友達にこの話をしたら「お前の観点が鈍ってる」と鳥なのかカゴなのかはっきりせぇよ、と頬を打たれたような気持ちになりました。
ってことで、もう少し味のあって懐の痛くない金額で鳥かご探します、はい。
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by efendi | 2010-11-18 20:53 | 生活 | Trackback | Comments(2)
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Commented by mipo at 2010-11-19 15:04 x
すごいね。
これ、何製なの?
写真では一瞬、土製かなと思ったよ(苦笑)
でもペイントのせいでがびがびしてたのね。
小鳥は広くて喜ぶかもよ~w

一枚目のショップの店構え。
なんとなく惹かれました♪



Commented by efendi at 2010-11-19 22:31
mipo、木製と針金使用ね。ペイントされてなかったらどんな感じか想像できませんが、間違いなく油性ペンキよりはいい味かと思います。
古道具屋はどこも似たような店構え、節度無く物を陳列しておりますが、だからこそ掘り出し物が見つかったりすると楽しくなるものですね、要は意外性いっぱい、というかんじです。