Gokceada(ギョクチェ島)~最終幕

毎日とにかく海、ビーチでゴロゴロして夜は海岸通のレストランで飯、というのも単調すぎではないか、とTさんに異議を申し立てる。
わたしゃどうでもよいよ、どこか行くなら連れてって、という方です。
企画・担当を必然的に担うわけですが、そこは長年調べていたこともありまして観光場所は当然の如く調べてありました、はい。
この島の中心から4KMの距離にあるギリシャ人村、Zeytinli。
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かつてギリシャ人たちが暮らした多くの家屋が残っている村であります。
実際に未だ島に留まるギリシャ人も多く、カフェなどにはこの島で特産のサクズという、木の樹脂を使った甘味が有名であります。(アロマです)
宿から島の中心まで4KMの距離はバスにて移動、そこから村へは歩こうじゃないか、とビーチサンダルにてテケテケと歩き始める。
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間違いようのない一本道、道路わきには野苺がたくさん実っており、時間があれば摘んで持ち帰りたいところでしたが歩きながらつまみ食いするに終わる。
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村との境界線は石畳なり。
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こじんまりとした町並みはところどころにギリシャな感じが漂っておりました。
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水飲み場にはギリシャ語でその由来が書かれています。
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時々耳にする村人たちの会話はやはりギリシャ語であり、今はギリシャに移住した島民の身内が夏に身内訪問に帰ってきているということを後々知るわけです。
小さな村ですから、15分も歩けば全体を歩きつくせるわけ。
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で、以前CNN TURKにて取材されていたカフェを見つけ感極まる。
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いかにもギリシャな雰囲気のこのカフェは普通のトルコ人のオジサンが経営しておりました。
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(この店を引き継いで30年くらい経つとか)
この店でトルコ・コーヒーとサクズアロマ入りのプディングを食べる。ま、普通に美味しかったですけど。
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(甘からず辛からずですか)
店内にあるお客の残したメモ書きや写真を眺める。
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この村には他にもいくつか甘味処があり、生粋のギリシャ人老夫婦の店では、爺さんが婆さんに叱られながら注文取りとお給仕しており、足元のおぼつかない爺に客が気を遣う店(笑)
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どっちかが亡くなったら終わりの店であること間違いなし、来年も食べられるか、老夫婦の甘味(乞)
村に残る、活気ある時代の公共洗濯場。
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未だに使用できる状態ではありますか、趣があります。

実はTさんとの島旅行の3週間後、友達と3人でこの島を再訪しております。
近所の友達に話したら即決、自家用車にてリベンジの再訪となりました。
この村では3人で空き家に不法侵入したり、爺と婆のギリシャ語会話を同行のギリシャ人に通訳させ仲の良い口喧嘩を盗み聞きしたり、「うちの庭を羊が荒らすので現行犯で捕まえた際は罰金もらうから」という和やかなギリシャ語の貼り紙に笑い、車のナンバープレート裏に引っ付いたサソリを突いて遊ぶなどして楽しみました。
バスでは行けなかった全てのビーチを網羅、最終的に気に入ったLaz Koyuビーチを最終日のメインとして長居する。
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大層日焼けしたのですが、ビーチに寝そべって、とか泳いで焼けた、ではなく魚釣りに没頭して焼けた、という感じでした。(結果は雑魚も釣れない、のお馴染パターン)
頭に毛髪がないため頭頂部黒焦げの近所の友、偏った肥満でソマリア難民体系につき腹部が黒焦げのギリシャ人、魚釣りに夢中で日焼け止め塗り直しを忘れ両肩黒焦げの自分、とそれぞれが不本意な日焼けに終わる。
最終日では自分のおごりでレストランで暴飲暴食、テーブルクロスに隠れながら隣席ギリシャ人の足元で大ゲロし、不覚にも店員に顔を覚えられてしまうという良い思い出も作ることができ感無量。
長年憧れた島に2度も訪れることができ、もう二度と来れないような思い出も作ったという果報者です。

この島は観光ズレしてないという表現よりも、まったく手入れがされてないという国の怠慢も垣間見られます。
しかし、島には大きな高校があり都会で荒れた不良少青少年が送り込まれる島でもあり、ここでの生活で更生するらしいすよ、すごいなぁ。
熱中時代では利尻・礼文島でしたね、あぁ懐かしいな、みねっこ。
島の風土で子供の心が癒される、なるほど。
レストランでバイトしてた子も今年から大学進学で島の高校卒業したとかいうイスタンブールの子でしたか。
島での生活は本当に楽しかった、と言っておりました。
(別に不良少年だったわけじゃなく、高校受験で島の高校に来たという子です。トルコはこの手の入試で自身の希望ではなく受験合格点数で国に学校を指定されます)

さて、来年も行くかどうかは分かりませんが、イスタンブールから割りと近場という点と安上がりな旅行ができたという点では満足です。
ゲロした店のオジサンが自分のことを忘れてくれていたらぜひ、また来年に行きたいと思います。
※バケツ一杯は吐いといて言えることじゃないんですが。笑
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by efendi | 2010-11-08 03:37 | 旅行 | Trackback | Comments(4)
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Commented by patronistaT at 2010-11-08 19:10
たのしみにしていました!
まるで映画にでてきそうなレストラン!
ギリシャって物価が高いってイメージなんですが、見た目は庶民的。
おなじ地中海の香りがします。
Commented by efendi at 2010-11-09 04:00
patronistaTさん、お久しぶりです。
基本的にトルコに住まうギリシャ人ってのはトルコ人ですね(笑)
というか、ギリシャ本土の物価が高すぎじゃないですかねぇ、そういう点でこの島のギリシャ人はえらく庶民的でした。素朴でよかったですよ。
Commented by mipo at 2010-11-09 15:57 x
長年、訪れることが出来なかった憧れの地。
縁があるときは連続だったりするものなのね♪
ギリシャ風の風景は素敵ね~。
行ってみたいわ。
それにしてもこの季節にこの写真。
トルコって常夏だったかしら?と錯覚しそうです(笑)
Commented by efendi at 2010-11-10 02:51
mipo、こちらの季節は日本と同じく四季があります。
で、国土も広いので地方によっては沖縄並みに暑いですが湿度は日本より低いかと。
縁ですねぇ、まだまだ行きたいと願う地方はありますが縁が無いようで(笑