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灼熱の地

土曜は仕事で早朝から南東部地方へ出掛けておりました。
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この季節、地獄の暑さと言われる地方です。
到着したのは午前8時半。
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上空から眺めると、人の暮らしているだろうと思われる場所の目印が「緑地」だと明確に分かります。
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この時点で気温は30度近く、日差しの強さを肌で感じるものの湿度が低いので木陰だと快適に過ごせる不思議な気候。

早朝出発だった事もあって到着早々まずは朝食。
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このどデカい皿に乗ったもの、甘味であります。
この地方は朝からこの甘味を食べることで有名、その名をカトゥメルと言います。



毎年、近所で行われる3日間だけの催事があります。
この街の特産品を味わえるという事で楽しみにしているのがこのカトゥメル販売。
本場で頂くのは初めてであります。
中身はピスタチオの粉末と砂糖、純正生クリームと非常にカロリーの高いお菓子。
非常に美味しく、皿の半分を平らげてしまいました。
(この時点で一日のカロリー摂取量を超えたかんじ)

この街はフライトの関係で立ち寄っただけで、ここから更に車で1時間弱北へ移動。
K市、ここで用事の終わった時点で気温を観ると
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もう、自分にとっては死を意味する数値です。
気温に加え、湿度が19%。
これはいわゆる熱中症の危険度が非常に高い状況かと。

帰りのフライトまで3時間もあり(フライト時刻の関係で、帰りはこのK市の空港を利用)この街の特産品を頂こう、と同行のYさんが異常に張り切ってて嫌な予感。凹

連れて来られたのは田舎チックな内装のカフェ。
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まさかこの猛暑にテラス席なんてとんでもない、と室内に案内されるも
なぜか微妙にクーラーの効きが弱い席へ着席。

この街の特産品、それは日本でも一時流行った伸びるアイス
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※何で伸びるかって言うと単に糖分が高いという理由です。

同行のYさん、目をギラギラ光らせて糖分の害について語るもこれは別物、と持論を語り始める。
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石のよに堅いアイス
(伸びる以前のアイスは堅いのでナイフとフォークで頂きます)
ちなみに、Yさんのアイスを味見させてもらうだけで自分はコーヒーのみです。
Yさんは相当な甘党(持論云々はまじで信憑性がなかった)で、アイスの付け合わせに激甘中東菓子の盛り合わせと飲み物にレモネードって致死量じゃん。
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見てるだけで胸焼け。
胸焼けだけかと思ったらどんどん視界がぼやけてきて、ちょっと呼吸が荒くなり(この時点で犬のように口開けて呼吸)血圧が下がってきたことを感じる。

慌ててギャルソンに注文したのが
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塩入りヨーグルト飲料、アイラン。
これに更に塩を投入、貧血の時は即効性のある飲み物です。

やっぱり、道民は40度の地では生きていけないのだと実感。
八つ当たり的にこんなクソ暑い店に案内した新人担当者を恨んで早々に空港へ移動。
※この時点で44度だった。苦
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生まれて初めての南東部の猛暑を経験し、自分の限界温度と湿度の関係について深く考察。
たぶん、もう行かないから。(季節問わず、嫌いになったよ)

余談ですが・・・






この日の夜、結婚式を狙った自爆テロ発生。
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50名以上の方がお亡くなりになってます。

このところ、テロやクーデター事件をニアミスで回避している自分です。

海外生活長いんですが、今まで盗難も含め事件事故に遭った事がありません。
何気に、運だとは言い切れないものも感じております。

特に、日本の家族や友人知人に心配かけるような事がないように、気をつけたいと思います。


by efendi | 2016-08-21 22:49 | 旅行