人気ブログランキング | 話題のタグを見る

微妙な大差

酵母ネタの続きです。
先回はリンゴ酵母を起こしてるということで何気に順調と記しましたね、この後もこのリンゴ酵母は順調に気泡を作り続け、香りも良く成功を実感。

そんな矢先、胃だけは丈夫なのが自慢なのに胃痛を感じるようになってしまいました。
原因は明らかで、ある日の夕飯に作った料理のゴマ油が多過ぎたせいなのとニンニク。
量的に胃に負担のかかるものだったと反省中、更に翌日ご招待された大家宅にて頂いた食事にまたもやニンニクが大量に使用されており、来客だけに断れず無理に食べ更に胃が悪化。
時折キリキリと走る激痛に背中を丸めてうっ、と唸る日々。
胃薬の類いは常備してなく(だって腐ったもの食べても胃だけは壊れない体質だったし)ネットで胃痛に効く食べ物、という検索をしていたところ、なんと「酵母」がヒットしたわけで。

リンゴ酵母の成功に上気していただけに、これを試さずにいられるわけがなく。
微妙な大差_d0183861_16275383.jpg
※酵母ってこんなんらしい

瓶から液体のみを濾過してグラスにいれる、確かチャイグラス半分程度だったと記憶してますが、この時なぜか量的なことに関してまったく無頓着であり、胃痛を癒したい一心にて一気に飲み下す。
味はリンゴジュースを薄めた感じのマイルドさ。
決して不味いものではなく、香りも爽やかでありました。

1時間後に胃痛がかなり回復、酵母に頬擦りし餌の蜂蜜と水を加えて柏手を打ってみる。
この時点で時刻18時半。

22時半、第一波到来。
微妙な大差_d0183861_16505226.jpg
私事で申し訳ないんですが、三日間ほど詰まっていたのでまさにご開通という感じで。

この後、深夜1時から3時にかけて第二波と
微妙な大差_d0183861_16572680.jpg
第三波の到来。
微妙な大差_d0183861_1658211.jpg
寝不足、それよりも酵母について思い切り疑心暗鬼となる。
第一波は調べてあったので元々予測しておりましたが、第二波と第三波についてはもう、アニメですから。笑
状態は水下痢ってやつで、胃痛は和らいだもののなんとなく二重苦を抱えたまま翌日は市外へ出向く予定で、しかも長距離移動にて朝からお湯以外は何も口にできず。

友人宅にてその日はお腹に優しい煮麺にて癒されまくる。
ネットでいろいろと調べ続けてますが、下記のようなことが書かれておりました;

天然酵母を食べて下痢をするのは、善玉菌が入り腸内が活性化され、宿便等も取り除かれるという良転現象。同じ下痢でも、抗生剤による下痢とは真逆な現象なのです。
しかも、天然酵母を食べ続けて善玉菌が腸内に定住してくれれば、もう下痢をすることもなくなります。


確かに自分の試したリンゴ酵母に関していうと、腐敗臭はなく味も香りも爽やかだったので飲むに至ったわけですが、問題があるとしたらそれはでしょうか。
たぶん、原液として飲んでいいのは大さじ一杯程度でしょうか、自分はその10倍以上の量を飲んでます、致死量ですね。

いやしかし、この自家製酵母については否定的な意見も多く、その中には健康食志向へのこだわりが一時のブームのようであり、誤った知識が腐ったものさえ口にさせてしまう恐ろしい状況である、と警笛を鳴らす意見もあり。

いやぁ、発酵と腐敗の見極めってのは非常に難しい食品が多いですね。
納豆などは戦国時代に大豆を保存食として藁に包んで持ち歩いていた侍が偶然に発見した食品である、と幼少の当時「まんが日本昔ばなし」で観ましたが。

さて、自分の体調に関して言うと、元々患った胃はその後三日目にて回復しました。
友人宅の胃薬のおかげさまかと。
で、下痢に関しては二日間続いた後、ピタっと治まってます。
なので今のところ酵母が原因とは思うも、量的なものであると思うに至り、現在冷蔵庫で留守番中です。

酵母を菌として十分に活かすためには今回のように原液を飲むことが一番と言われてますが、加熱処理として調理に利用することでこういった疑念に悩むことも少なくなるであろうと期待しつつ。

いや、それにしても己の身を以て実験するするのは年齢的にキツイなぁ、と思いました。凹
(今回の件で約2キロ痩せましたけどね、健康的かどうかと聞かれると小首傾げますから)

余談として、雑菌で検索したらこんなんだった。
微妙な大差_d0183861_17385778.jpg

by efendi | 2012-12-08 00:08 | 健康