コソボ~旧友を訪ねよう・其の三
プリズレン2日目、ペンション近くの教会の鐘の音にて起床。
この国にはモスクもありますが一度もエザーンを耳にしなかったと今更思い起こすも、教会の鐘の音で起床というのはとても心地良く新鮮なり。
ペンションでの朝食、かなり質素ですがパンが美味しいのが救いです。 軽く済ませて近隣を散策、産後間もないY宅に再び顔を出そうと、前日の道を記憶をたどりながら歩く、、、で見つかるところが自分の鼻がいいのか町が小さ過ぎるのか微妙なんですが(笑
こんな教会があったり、町のいたるところに目印になりやすいものはあったんだなぁ、と後々思うも記憶してなかった割に、見つかって安堵。 1時間ほどおしゃべりして、N宅を目指す。
さすがにN宅は路地が入り組んでいて案の定迷い、途中迎えに来てもらう。
お昼を済ませた後、N家長男のカーンが週末に通うバスケットの練習を覗くことに。 毎週土日昼13時から1時間のみ、町内体育館にて練習に参加するようになって2ヶ月とか。
N曰く、「うちの子は内気で家に籠りがちなんで通わせてるの」と、世の母親共通の悩みを持ってるようです。
年齢別に4つのグループに分かれており、それぞれ先生が指導してますが幼児のチームはまず球慣れですか。
ただ、可哀想なことにアルバニア語がよく解らないということで、先生がトルコ語話者じゃないと戸惑う様子、お国柄の問題ですがそのうち言葉にも慣れることでしょう。
バタバタと練習を見終わった後、再び川沿いの広場へNと出かける。 この日は前日とうって変わって快晴、山の緑も目に眩しく散歩日和となりました。
Nの同級生たちが集っているカフェへ、そこでまた偶然にも学生当時に知り合ったMと再会。 最初は誰か気付けず、話してようやく記憶の引き出しが開いたんですけどね、12年も過ぎればもう記憶も頼りにならず(老
Mも地元で結婚、子育てに忙しい主婦です。 全員がベビーカーで広場を練り歩く(笑 この町はどこもアスファルトよりも石畳が多く、こういう石畳をアルバニア歩道と呼ぶんですが、ヒールはすぐにダメになるでしょう。 それでも古い石橋には趣がありました。
夜になって旧友Enが嫁と登場。
このEnは職場がプリシュティナということで初日に30分ほど顔を見せに来てくれたんですが、仕事が多忙でプリズレンでゆっくりと会う約束になってました。
新婚1年目、嫁のSとはトルコ在学中に知り合って昨年地元帰省しております。 このふたりは運よくすぐに地元で職に就けたとか、いろいろと12年ぶりに近況など話に花が咲き、N夫婦も子供を寝かしつけた後で合流し盛り上がりました。
これで旧友全員に会えたこと、全員が全員地元で幸せな生活を送っていること、直に会って知ることができ感無量。
翌日は再びプリシュティナに戻るのですが、ギリギリまでたくさんの持成しを受けました。
特にNの母上、腹がはち切れるかと思うほど地元料理を振舞って頂きました。 (食べられた自分の胃袋にも改めて驚きですが、とんでもない量を食べたのは確か)
Nの旦那Lには土産に地元ワインを頂き、炎天下のもとバスが発車するまで見送ってくれたこと、本当に涙が出ました。
こうして彼らの生活を見て、それなりの苦労話や近い将来の予定など聞き、親元で暮らすことが当たり前のコソボの田舎事情に良い面だけではないけれど温かいものを感じました。
自分の立場に置き換えてみて、旦那Lの助言に本当に救われた部分があります。
彼と幼馴染のM、この2家庭は今後トルコリターンを検討しており、いろんな意味で家族の結束が鍵となっております。
旧友全員とその家族の生活を見て、更に温かい持成しに12年という時間が長くも短くも感じます。
自分の気持ちの切り替えというか、憧れの地を訪れることができたことも相まって次へ進むための一歩を踏むために頑張ろうという気分です。
今回の旅の最終として、締め括りは次回へ(続
この国にはモスクもありますが一度もエザーンを耳にしなかったと今更思い起こすも、教会の鐘の音で起床というのはとても心地良く新鮮なり。
ペンションでの朝食、かなり質素ですがパンが美味しいのが救いです。
こんな教会があったり、町のいたるところに目印になりやすいものはあったんだなぁ、と後々思うも記憶してなかった割に、見つかって安堵。
さすがにN宅は路地が入り組んでいて案の定迷い、途中迎えに来てもらう。
お昼を済ませた後、N家長男のカーンが週末に通うバスケットの練習を覗くことに。
N曰く、「うちの子は内気で家に籠りがちなんで通わせてるの」と、世の母親共通の悩みを持ってるようです。
年齢別に4つのグループに分かれており、それぞれ先生が指導してますが幼児のチームはまず球慣れですか。
ただ、可哀想なことにアルバニア語がよく解らないということで、先生がトルコ語話者じゃないと戸惑う様子、お国柄の問題ですがそのうち言葉にも慣れることでしょう。
バタバタと練習を見終わった後、再び川沿いの広場へNと出かける。
Nの同級生たちが集っているカフェへ、そこでまた偶然にも学生当時に知り合ったMと再会。
Mも地元で結婚、子育てに忙しい主婦です。
夜になって旧友Enが嫁と登場。
このEnは職場がプリシュティナということで初日に30分ほど顔を見せに来てくれたんですが、仕事が多忙でプリズレンでゆっくりと会う約束になってました。
新婚1年目、嫁のSとはトルコ在学中に知り合って昨年地元帰省しております。
これで旧友全員に会えたこと、全員が全員地元で幸せな生活を送っていること、直に会って知ることができ感無量。
翌日は再びプリシュティナに戻るのですが、ギリギリまでたくさんの持成しを受けました。
特にNの母上、腹がはち切れるかと思うほど地元料理を振舞って頂きました。
Nの旦那Lには土産に地元ワインを頂き、炎天下のもとバスが発車するまで見送ってくれたこと、本当に涙が出ました。
こうして彼らの生活を見て、それなりの苦労話や近い将来の予定など聞き、親元で暮らすことが当たり前のコソボの田舎事情に良い面だけではないけれど温かいものを感じました。
自分の立場に置き換えてみて、旦那Lの助言に本当に救われた部分があります。
彼と幼馴染のM、この2家庭は今後トルコリターンを検討しており、いろんな意味で家族の結束が鍵となっております。
旧友全員とその家族の生活を見て、更に温かい持成しに12年という時間が長くも短くも感じます。
自分の気持ちの切り替えというか、憧れの地を訪れることができたことも相まって次へ進むための一歩を踏むために頑張ろうという気分です。
今回の旅の最終として、締め括りは次回へ(続
by efendi
| 2012-05-27 05:30
| 旅行